堀嵜菜那 / 壺 (CD)

名古屋を拠点に活動する女性SSW、堀嵜菜那のファーストアルバム。

さりげない日常の情景と、その中に潜む様々な歪みを表現したようなギター。柔らかく丸みを感じさせつつもシャープなヴォーカル。音の隙間にいくつもの謎かけが仕込まれているような不思議な感覚に陥るウィアードポップ。

-インフォより-
手ざわりを確かめるー堀嵜菜那『壺』/「haptic perception」

名古屋を中心に活動するシンガーソングライター堀嵜菜那のファーストアルバム『壺』が自主レーベル「haptic perception」よりリリース。 2017年秋から2019年春にかけて録音された全8曲を収録している。 ジャケットデザインを手がけるのは足立涼(写真家/美術家)。録音・ミックス&マスタリングに杉山明弘(DOIMOI/ログメン/ioueee)。演奏陣には杉山、横山匠(the act we act/トゥラリカ)、元山ツトム(ゑでぃまぁこん)が参加。 「haptic perception」は「触知覚」という意味。服の生地の質感を、実際に手で触って確かめることが好きだという堀嵜が選んだ言葉の通り、このアルバムの1曲1曲もそれぞれ違った「手ざわり」を楽しめるアルバムとなっている。 アルバムを通して様々な角度から携っている杉山と、堀嵜によって試行錯誤を繰り返しながら織り上げられたこのアルバムでは、全体を通して「音を抜く」ことを意識したという。 素朴に切り詰められた印象的なフレーズ、吟味された言葉、そして広がりを持った音楽空間がどの曲も魅力的だ。 「ダンチ-danchi-」、「あそびはひとり-the play is alone-」は古い写真アルバムの表紙を撫でているような「手ざわり」が好もしい。表面はざらついて、時にささくれだって、しかし生地はしっとりとした麻の表紙のようだ。もちろん感じ方は十人十色。堀嵜の音楽に触れた人それぞれに、それぞれの大切にしている記憶と質感をありありと「知覚」させてくれるはずだ。 表題曲「壺-pot-」は無国籍なリフが印象的な1曲。まるでキリコの絵画の世界に迷い込んでしまったかのような、不思議な時間感覚を音楽の中で体験できる。 「隙間を大事に」し、1曲1曲丁寧に織り上げられた堀嵜菜那のファーストアルバム『壺』。聴いた人それぞれの記憶に呼応して、種々様々な「手ざわり」を感じさせてくれるアルバムとなっている。 ぜひ、『壺』を手にとって、その曲たちの「手ざわり」を確かめてみて欲しい。 (文・金子修平)

Track List:
1. 顔 -face-
2. 環状 -annular-
3. ダンチ -danchi-
4. あそびはひとり -the play is alone-
5. 知っている -to know-
6. put an end
7. 壺 -pot-
8. 遠くの記号 -distant code-



堀嵜菜那(ほりさきなな)プロフイール
愛知県半田市出身。2015年よりソロでの活動を始める。演奏ではエレキギターを使用。
型番 haptic perception (JPN)
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