USオハイオのエクスペリメンタル・レーベルExperimediaのCDリリース第1弾は、これまでにPreservationやTypeからリリースしてきたカンザスのアーティスト、AARON MARTINの4THアルバム。元々はショートフィルムのためのサウンドトラックとして考えられたもので、通常のライヴ・アプローチによる制作ではなく、エレクトロニック・プロセッシングとエフェクトを用いた作品になっています。チェロやバンジョー、ハーモニカやオルガンといったサウンドはここでも聴かれますが、この12の短い楽曲は、まるで幽霊のような編み物を通してキラキラと輝く生楽器の遠いエコーによって、不安定なインスタレーションのような特徴を持った、より実験的でありながらも極めて美しい作品です。マスタリングはTAYLOR DEUPREEが担当しています。
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