VIVIAN GIRLS / Everything Goes Wrong (CD)

2008年のデビュー以来、ピュアでスウィートで爽快なローファイ・ガレージサウンド&キュートなルックスで評論家やアンダーグラウンド・ロックファンの間にセンセーションを巻き起こし、瞬く間にUSインディーシーンの話題の中心となったNYブルックリンのガールズ・パンクトリオ、Vivian Girls<ヴィヴィアン・ガールズ>。遂に日本デビュー!

2008年10月に米ガレージ・ロックレーベルIn The Redからリリースされたデビューアルバム(再発盤)からちょうど1年振りに、Vivian Girlsが2ndアルバムをリリースする。6日間かけたという本作品のレコーディングは、全てがアナログ機材というレーベル御用達のDistilleryスタジオで行われた。ラモーンズ、60’sガールズ・グループ、サーフロック、インディーポップといった前作と同じ影響下にありつつも、The Gun Clubやニール・ヤングの影響も加えたと言う本作は、爽快でキャッチーなガレージ・サウンドに少しムーディーな雰囲気がプラスされている。また前作は見事なほどパンク・マナーに乗っ取った全10曲トータル22分だったのに対し、今作では2分台の曲が多くなり曲数も増え、全14曲(ボートラも含む)トータル約40分と倍の長さになった。

みずみずしく織り合わされた魅惑的なボーカルハーモニーと、甘く挑発的なギターのノイズ/フィードバック、そしてシンプルかつタイムレスなビートが、深いリヴァーブの中で溶け合う彼女達のサウンドには、パンクや60’sガールズ・グループの要素の他に、ジーザス&メリーチェインやヴァセリンズ等80年代中期のノイズ・ポップの美学に通じるものがある。そして、たった2つか3つのコードと抜群のセンスの良さで作り上げてしまう、まっすぐでピュアなローファイ・ガレージサウンドは、目から鱗のような新鮮さに満ち溢れていて、競争の激しいNYアンダーグラウンド・ミュージックシーンの中でも、一際眩しい輝きを放っている。


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型番 Yacca (JPN)
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