Soul Ameria Records復活。第1弾は、カナダのBURIAL ETIQUETTEと、名古屋のUNDERMARKとのスプリット。

1995年から2000年まで、2人の人物によって運営されていたシカゴのTreeというレーベルがあって（片割れは、現Numero Grouoの創設者）、エモ、ポストロック、インディロック、SSWなどの作品をリリースしていました（ピンバック、ジェン・ウッド、ジュリー・ドワロン、アイダなど）。そのTreeが96年よりスタートし第10弾まで続くこととなった、伝説の7インチスプリットシリーズ「Post Marked Stamps」（99年にコンパイルしてCD化）。ブレイド、ゲット・アップ・キッズ、ティム・キンセラ、ア・マイナー・フォレスト、レイナー・マリアなど錚々たるメンツが参加したそのシリーズをオマージュした作品が、約20年振りに活動を再開した北海道を拠点に活動するレーベルSoul Ameria Recordsよりリリース。

「Post Marked Stamps」と同様、スプリットシリーズものとなっており、その第1弾は、カナダのエモ・スクリーモバンド『BURIAL ETIQUETTE』と名古屋の『UNDERMARK』とのスプリット作品。UNWOUND、RODAN、SLINTなど90年代ポストハードコアバンドから2000年代初期エモ・スクリーモバンドにも影響を受けたと公言するBURIAL ETIQUETTEは、叙情的でフックのある楽曲にフィメールヴォーカルとスクリーモが交錯し、激しさと同時に儚さも感じさせる音像。

対する『UNDERMAK』は、札幌を中心にTHE SUN、SPRINT、ANMAなどで精力的に活動していた/しているTomo Sato（現：名古屋在住）を中心に、CROWS CAW LOUDLY、BY THE END OF SUMMERのメンバーからなる4人組。激情寄りの90年代ストレートエッジバンドや、初期のDoghouse Records、Initial Records、Ebullition Recordsに所属し、徐々にエモーショナルな音楽性に舵を切っていくバンドに影響を受けたというサウンドを展開。

BURIAL ETIQUETTEが3曲、UNDERMARKが2曲の計5曲15分。切手(スタンプの日付がリリース日) を貼ったDIY感溢れるジャケットにCD、インサート、ダウンロードコードが封入されています。

Track List:
1. BURIAL ETIQUETTE - Suspension In Timelapse
2. UNDERMARK - Drifter
3. BURIAL ETIQUETTE - Dead Air
4. UNDERMARK - Borderline
5. BURIAL ETIQUETTE - Funeral Charm