RECOMMENDED!!! ロンドンより現行サンフランシスコシーンと共鳴するソロユニット!
元DESIREで、現在はSanctuary of Praise (THE HORROSのオープニングアクトも務めた)のメンバーとしても活動するトムによるソロプロジェクトの最新カセットが限定入荷。下記のレーベルインフォでも触れられてますが、現行サンフランシスコ周辺のペイズリーシーン、CHILDREN MAYBE LATER、THE SMASHING TIMES、CINDY、SAD EYED BEATNIKS、FAMOUS MAMMALSなどと激しくリンクするサウンドが、遂にUKロンドンより登場。超限定リリース故に再入荷は怪しいですので、気になる方はお早めにどうぞ!!!
ある時点で、誰かがこの「Living Rainbow」の音楽をレコードでリリースしなければならなくなるだろう。それまでの間、クリスマスを待つ間、ロンドンを拠点とするプロジェクト「Sanctuary of Praise」のトム・ブライアントが手掛けた、この最新の9曲入りカセットを楽しもう。これで4枚目のリリースであり、これまでの中で最も素晴らしいものだ。最初の3枚のリリースで取り組まれていたことがここでも引き続きインスピレーションとなっており、初期のFactory、Creation、Whaam!からの影響が再構築され、交差し合い、街の陰鬱な側面への強い傾倒が見られる。『The Dusty Clock』が前作を超えて際立っているのは、その自信にある。録音の質や全体的なパフォーマンスにおいてそれが現れている。これはリック・ルービンのプロデュースではないが、メロディーはやや明確になり、アレンジは埋もれることなく、ボーカルはミックスの上部に近づけられている。確かに、ダン・トレイシーへの賛美が表立っていることは否定できない(他にももっと露骨に敬愛している人はいるし、その結果も大したことはない場合が多い)。けれど、トレイシーはシド・バレットへの愛を隠していなかったので、「The Living Rainbow」がそれと同じように振る舞うのも無理はない。ただし、「I Know Where Dan Treacy Lives」のような歌は作らず、それが良いか悪いかは別として。現在ロンドンには、ブライアントのような仲間はあまりいないようだが、大西洋を越えると、「The Smashing Times」や「Children Maybe Later」、「Sad Eyed Beatniks」、「Famous Mammals」など、同じような志を持ったバンドが見つかる。そして、確かにサンフランシスコはこのような音楽シーンを何年も独占してきた。もしそれが遠すぎるなら、Living Rainbowはもっと身近な代替案として考えてみてはいかがだろうか。彼らはその役目にふさわしい存在だ。(レーベルインフォ)
Track List:
1. Blue Days
2. The Dusty Clock
3. Hamburg Girl
4. Yuletide
5. Thorns
6. Juliet Of The Herbs
7. Believer
8. Bus Stop
9. Rainy Seasons