ダブ・シンジケートの1980年代後半以降の4作品が一挙リイシュー。キース・レヴィンも参加した1991年アルバム。
ダブ・シンジケートの最も有名なアルバム。ジャマイカとロンドンで録音され、スタイル・スコットのリズムに加え、スキップ・マクドナルドのギター、リー・スクラッチ・ペリーやアカブのボーカル、プリンス・ファーライのサンプル、キース・レヴィンのキーボードが特徴。レゲエとトリップアウトした電子音楽が融合したアルバムタイトル曲「Stoned Immaculate」は、世界各地のフェスティバルやサウンド・システムで人々を魅了。
Track List:
A1. Wadada (Means Love)
A2. Stoned Immaculate
A3. Forward Not Back
A4. Glory To God
B1. No Dog Barks
B2. More And More
B3. Well Tuned Now
B4. King Of Sound And Blues
B5. Fight The Power
ダブ・シンジケートは、エイドリアン・シャーウッドの初期に生まれたスタジオプロジェクトの一つとして誕生。深く重いレゲエリズムを基盤にし、ジャマイカやイギリスの多彩なミュージシャンたちの才能を集結させたこのプロジェクトは、次第にスタイル・スコット(本名:Lincoln Valentine Scott)を中心とした主要な音楽ユニットへと進化。スタイル・スコットはルーツ・ラディックスやクリエイション・レベルでの活動でも知られている。キングストンで録音したトラックをロンドンへ送り、エイドリアン・シャーウッドがオーバーダブやミキシングを施すという方法で音楽を制作。スタジオアルバムに加え、ダブ・シンジケートはフェスティバルサーキットでも欠かせない存在となっていたが、2014年10月9日、スタイル・スコットジャマイカの自宅で悲劇的な事件により命を落とす。ジャマイカを代表する偉大な音楽的才能は失われてしまったものの、彼の音楽は永遠に生き続けている。
