元クラフトワークのKARL BARTOSの2003年ソロ作がリイシュー。クラフトワークのエッセンスをポップに昇華させた作品。
クラフトワーク脱退から13年後に発表された本作は、電子メディアによる文化の変容をテーマに掲げた作品。鋭利なエレクトロ・ポップを通じ、2000年代初頭のメディア環境、セレブリティ文化、デジタル・イメージ、黎明期のインターネットを批評的に捉えつつ、電子音の喜びをも謳い上げている。今日、スマートフォンやSNS、ストリーミングが日常化した時代にこそ、イメージ氾濫や現実の断片化、アイデンティティの商品化といった問いかけは一層の重みを帯びて響く。今回の再発は単なるノスタルジーではなく、音楽をめぐる時代を超えた声明として、メディアと文化を鋭く見つめる彼の芸術的ビジョンを現代に提示する。
Track List:
01. The Camera
02. I'm The Message
03. 15 Minutes Of Fame
04. Reality
05. Electronic Apeman
06. Life
07. Cyberspace
08. Interview
09. Ultraviolet
10. Camera Obscura
11. Another Reality