レコメンド!ファクトリー・レコーズの遺伝子を引き継ぐ、LAの曇り空ニューウェイヴバンド、CORNERSのデビューアルバム。ボナトラ収録の日本盤。
LAを拠点に活動し、昨年Burger/Lolipopからアルバムデビューした4人組ポストパンクバンド、CORNERS。LAらしいガレージテイストも交えつつ、ジョイ・ディヴィジョンに代表されるファクトリー・レコーズのモノクロームでゴシックな音像をソリッドなサウンドと共に描く注目バンド。NITE FIELDS、MOTORAMA、SOVIET SOVIET、COLD SHOWERSなどが好きな方にもオススメしたい。
Track List:
01. We're Changing
02. Caught in Frustration
03. Riot
04. Bouy
05. Against It
06. Love Letters
07. Maxed Out On Distractions
08. On The Run
09. The Spaceship
10. Pressure (*Bonus Track)
-レーベルインフォ-
LAのアートシーンの拠点とも言えるThe Smellで出会い、今のLAを代表する2大人気レーベル 【Lolipop Records】【Burger Records 】が共同リリースする、今大注目のLAアンダーグラウンド・シーンの最重要作、 Cornersの"Maxed Out On Distractions"日本発売決定! 日本盤ボーナス・トラック収録!
「Corners はクラシックなL.A. punk soundを再構築する」 - LA Record
「Echo Parkの集団、Cornersはグーグルでは検索しづらく、情報は最小限。しかし彼らは徐々にFroth, Adult Books, そしてWyatt Blariのような仲間と並んで、ロサンゼルスの音楽シーンにその印を残してきている」- Yasi Salek (著述/編集/Cultist)
「純粋な形のガレージ・ロックは、君に出かけたいと思わせる点で少々やっかいだ。Cornersは僕に急いでレザージャケットを着させて、夜の暗がりへと誘い込み、その路地に潜んでいるかもしれない冒険に駆り立てる。これこそが君のお母さんが君に注意してたことなんだ」- Dingus
2011年にメンバーがLAのEcho Parkに拠点を移しハイエナジーなライヴが話題となったのが、 Cornersの本格的な始まりと言えるだろう。シンガーでギタリストのトレーシー・ブライアントを中心に、ドラムのリック・メイベリーとベースのビリー・チェンジャーが参加してバンドはスタートする。ブライアントとチェンジャーが、LAの重要なアートシーンの拠点であるThe Smellで出会ったのがその始まり。The Smellが無かったら、バンドそのものも始まっていた無かったであろうというほどこのアート・スペースは彼らにとって重要な意味をもっていた。 現在のラインナップはその3人にジェフ "ジェフェルティティ"ラムノをギター/シンセとして加えた4人。ジョイ・ディヴィジョンをこよなく愛する4人組だ。1970年代から80年代にかけてのPunk, Post-Punk、その時代に生み出された様々な音楽に影響され、徐々に自分たちのサウンドを方向づけてきた。
この"Maxed Out On Distractions"はインターネット時代のシンセ/ポスト・パンク・アルバムだ。シンガーのトレーシー・ブライアントはこう説明する。
「このアルバムタイトルは僕たちがこのアルバムを制作する時にアプローチそのものと言えると思います。余計なことは考えず、純粋に音楽を作ることだけに集中し、SNS中毒にならないようにするという。」
CornersはEcho Parkを拠点とするレーベル、【Lolipop Records】 から芽を出したバンドの一つだ。 2012年以降、LAで精力的にライヴ活動を続けている。2014年にはLolipop Adventure Tourにも参加。今、彼らはLAアンダーグラウンド・ミュージック・シーンの外にもその名を知られはじめた。バンドはいよいよその活動をさらに大きく飛躍する時を迎えている。